着物は日本の伝統文化のひとつであり、海外にも強力な発信力のあるコンテンツとして認められています。

 

そんな着物ですが、その伝統文化はどのようにして引き継がれてきたのでしょうか。着物の魅力について見ていきましょう。

 

着物

 

着物は時代において変化をしながら受け継がれている日本伝統の文化

 

その昔、明治になり西洋の文化が入ってくる前までは、現在のような洋服はなく、着物が着られていました。そのため、着物とは衣服そのものだったのです。

 

現在の着物の原型ができ上がったのは平安時代と言われており、それ以前は布に穴を開けすっぽりとかぶるものや、大陸文化の影響を濃く受けたガウンタイプのものなどを着用していましたが、時代により変化を遂げたようです。

 

日本独自の着物の原型ができたこの時代から、色をいくつも重ね微妙な違いを楽しむなど美に対する感性や、素材を変えることで、四季に対応するなどの変化が見られるようになります。その後も時代によりさまざまな変化を遂げながら、今に至ります。

 

現代では洋服が主流となりましたが、成人式や結婚式格、フォーマルシーンなど、さまざまな場所で着物が着られています。

 

着物の良さや美しさ、その伝統美が見直されており、若者を中心に、普段から街着として着物を着るという人も増えています。

 

海外セレブや有名ブランドも注目

 

着物は、日本独自の伝統文化でありながら、海外ではすでにひとつのファッションコンテンツとしても認知されています。

 

ジャポニズムという言葉がぴったりなこの現象ですが、海外の有名セレブたち、レディーガガやリアーナ、セレーナゴメス、ケイティーペリー、男性ではあのマイケルジャクソンも、着物を着たり、また着物風衣装を披露したりしています。

 

スーパーモデルであるジジやケンダル、そしてビヨンセなどは着物をガウンのように羽織るスタイルがお気に入りのようで、有名ブランドのグッチやドルチェ&ガッバーナなども、着物要素を取り入れたコレクションを発表しています。

 

さらに日本文化の濃いこのスタイルをこよなく愛したスーパースターとして一番に思い出すのが、なんといってもデビットボウイです。山本寛斎デザインの衣装を身まとい歌うボウイの姿は、強烈な印象を残しました。

 

アカデミー賞でも注目を集めた一着のドレス

 

今年の米国アカデミー賞では、女優リタモレノが、なんと56年前に着用した日本の帯をリメイクしたドレスを身にまとったことで話題になりました。

 

プロポーションの維持にも驚きましたが、さらに56年、クローゼットに保管しっぱなしだったこのドレスが色あせることもなく、美しいままだったことに、リタ自身が驚いていたようです。

 

このように、着物はすでに海外でもハイグレードで華やかなファッションとして愛されているのです。