琴は日本独自の楽器である和楽器のひとつです。あまりにも有名な楽器のため、知らない人はいないのではないでしょうか。

 

一説には弥生時代に生まれたともいわれており、とても歴史の深い楽器でもあります。そんな和楽器琴とはどのような楽器なのでしょうか。

 

琴

 

琴の歴史とは

 

琴は日本独自の和楽器のひとつですが、その歴史はとても長いと言われています。正しい正式名称は「箏(そう)」といい、弥生時代や奈良時代にはすでに存在していたとされ、その時代の遺跡にも発掘されています。

 

日本最古の歴史書とされる古事記にもすでに登場しているほど、長い歴史のある楽器なのです。

 

はじめは、貴族などの身分の高い人に親しまれていた楽器でしたが、次第に琴の芸術性を追求、また評価され、江戸時代になると一気に一般大衆へも広がっていきました。

 

また、大正琴という楽器があり、名前が似ていることから同じものであると思われがちですが、大正琴はその名の通り、大正時代生まれの楽器であり、一般的な琴とは、構造や演奏方法がまったく違います。

 

通常の琴は安くても10万円くらいから、高級なものになると数百万円するのに対し、大正琴は安価で手に入れられるという違いもあります。

 

琴の弾き方と流派の違い

 

琴は中空構造になった胴に、13本の弦が張られた楽器です。左手で弦を押さえ音程を調整しながら、親指、人差し指、中指に取り付けた爪で弦をはじいて音を出します。

 

この弾き方は流派によって違いがあり、現在2大流派と言われているのはこの2つの流派です。

 

  • 山田流
  • 生田流

 

これら2つの流派の大きな違いは、指に取り付ける爪にあります。

 

  • 山田流・・・先がとがった丸爪
  • 生田流・・・先が四角の角爪

 

そのため、山田流は琴に対し正面に構え、生田流は琴に対し斜めに構え演奏するといった違いが現れます。