最近では、特に若い人にとても人気があるという落語。日本の伝統芸能として脈々と受け継がれています。

 

その独特な世界観は、多くの人を引き付けてやみません。そんな落語とはどのような伝統芸能なのでしょうか。

落語

 

落語の歴史とは

 

落語とは、その名の通り、最期にオチがつく話のことです。

 

「噺の最後に「オチ」がつくのが特徴。歌舞伎など、ほかの伝統芸能と違い、落語は身振りと手振りのみで噺を進め、一人何役をも演じます。

 

衣装や舞台装置などを極力使わず、演者の技巧と聴き手の想像力で噺の世界が広がっていく、とてもシンプルで身近な芸能」 (公益社団法人落語芸術協会HPより引用)

 

落語の始まりは、室町時代。大名に世の中の情勢を伝えるなどの仕事をしていた御伽衆(おとぎしゅう)と呼ばれる人たちがその元祖と言われています。

 

江戸時代に入ると、さまざまな話を座敷に招かれ有料で行う座敷噺となり、現在の落語へとつながります。

 

落語の特徴

 

  • 扇子と手ぬぐいだけで想像の小道具を表現する
  • 小道具は使わない
  • まくら→本題→オチの構成
  • 登場人物は一般庶民が多い

 

落語には長年受け継がれている普遍的な古典落語と、時代に合わせ落語家たちが自作する創作落語新作落語に分けられます。

 

また、落語にはシナリオや台本などはなく、師匠から口伝えで継承されていることも特徴のひとつです。

 

上方と江戸

 

落語には、上方落語江戸落語が存在します。

 

上方落語は主に、大阪や京都などの関西地方を中心に発展したものであり、江戸落語はその名の通り、江戸を中心に発展した落語です。

 

話し言葉や噺の内容、そして三味線や太鼓の使い方の演出などにもさまざまな違いがあります。最近では、この二つの落語の聞き比べ会などもあり、違いを楽しむこともできます。

 

落語家のランク

 

落語家には階級が定められています。良くニュースなどで耳にする真打ちで、階級のトップとなります。

 

真打ちになると一人前で、寄席の最後、トリで出ることを許されるようになります。真打ちになるまでには、このようなステップを踏みます。

 

前座見習い→前座→二ツ目→真打ち