獅子の被り物を付け舞い踊る獅子舞は、お正月やお祭りなどで見かける、とてもご利益のあるおめでたいものであるというイメージですが、獅子舞とはどのようにして日本に根付いていったのでしょうか。獅子舞について詳しく見ていきましょう。

 

獅子舞

 

獅子舞の歴史とは

 

獅子舞は獅子の頭を下部って舞い踊る、日本の伝統文化、伝統芸能のひとつです。主にお正月やお祭り、おめでたい行事に行われ、五穀豊穣、厄病退治などのご利益があるとされています。

 

日本全国に獅子舞があり、地方によって獅子舞の顔などに違いがあり、地方色豊かな獅子舞には親しみと面白味を感じます。

 

獅子舞が日本に誕生したのは室町時代、伊勢の国で大きな飢饉が起こってしまい、疫病を払うために行われたことが始まりであると言われています。

 

その後江戸時代後期にかけ急速に日本全国に広まり、「江戸大神楽師」、「伊勢大神楽師」などの団体が誕生しました。ちなみに獅子舞の獅子はライオンではなく、架空の動物です。

 

獅子舞が頭をカプリと噛む理由

 

獅子舞が舞い踊りながら、聴衆の頭を噛む動作を行います。獅子舞が頭を噛むことにどのような意味があるのでしょうか。

 

その理由は、厄除け祈願の意味が込められていると言われています。また噛みつく=神付くという言葉遊びの意味も込められており、子供が噛みつかれると、病気をしない、学力向上など、特に多くのご利益をいただけると言われています。

 

地域による違い

 

獅子舞には多くの種類がありますが、地域によっても違いがあります。

 

  • 東日本・・・基本的に胸に太鼓を付けた1人で踊る風流系
  • 西日本・・・2人以上で踊る伎楽系

 

また、獅子でない他の動物の場合もあり、地域の違いを感じるのも獅子舞の楽しみ方のひとつです。